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イギリスでは11〜13人集めなくても出来るんです。



■「バンク・ジョブ」(邦題は仮題)“THE BANK JOB”
2008年3月(初公開時):米国
監督:ロジャー・ドナルドソン
出演:ジェイソン・ステイサム、サフロン・バロウズほか
<リンク>本国オフィシャルサイト
<リンク>eiga.com英国王室震撼!報道禁止の銀行強盗事件が映画化!

日本での公開が決定したようです。まだ日本版のオフィシャルはありませんのでびみょうにスナッチ風味の本国HPからどうぞ。しかしこれ日本サイトができたらもっとそれっぽくなるような気がしますね。配給はアメリカですが、「勇」「ロンドン」「犯罪」という三種の神器がありし日のガイ・リッチー(精霊)を召喚したかのような…。

元ネタとなったロイズ銀行(元・ロイズTSBグループ)の貸金庫強盗事件は、それこそ映画なさがらの手口(【あの】ベイカー街の地下に12mものトンネルを掘って貸金庫へ侵入)により、事件発生当時はイギリスじゅうの人間が捜査の行方に関する詳細な報道を固唾をのんで待っていた大事件。
しかし、捜査の初期段階で国内のすべてのメディアが一斉に報道を止めてしまい、まるでなかった事のようにマスコミが口を閉ざしたことから、強力な公権圧力がかかったとの噂が流れたというもの。金庫を借りていた大口顧客のプライバシーを守るために、政府が「国防機密報道禁止令(通称:Dノーティス)」とやらを発令したと言われてますが、真相は現在もヤブの中…つーことで、この映画はかなりの部分がフィクションであります。

王室がらみでおまい黙っとけやってのは「フロム・ヘル」(←「映画名」ステルス)思い出しますけどね。

報道規制というと、身代金目的誘拐時なんか日本でもよく聞きますが、これはあくまでも「報道の自由」というタテマエ、報道機関側の良心として行われる自主規制であって、公権側がやめてくれ、と頼んだり命令したりという事ではないわけです。しかもあのゴシップ好きで王室だろうが何だろうが、徹底的に追いかけまわすイギリスのマスコミが、一斉に報道を中止するなんて(タブロイドレベルでは、噂の域として後から色々あったでしょうけど)ちょっと信じられない出来事ですね。。。70年代に起こったそうで、日本でもご記憶の方はあるんだろうと思いますが、私は知らないし、ググっても出てこないのは、私の検索能力の甘さか、そ れ と も…??

***

でもって、このDノーティス、ロイズ銀行強盗事件のほかにも数回発動されたことがあるらしい。この他の事例ってのがまた、確認できないんですけれども、ボンドのせいで発令回数増えるんじゃないかって懸念が。


M:
「いいこと、任務が終わったら今度こそまっすぐ戻ってくるの!おうちに帰るまでが遠足なんですからね!」
ボンド:
「はい先生、ところで、うぉっか・まてぃーにと、べるーが・きゃびあはおやつに入りますか?」

コメント
  “THE BANK JOB”これ凄く見たい映画なんです。かの探偵の住んでいた辺りも、今は金融会社になっていたようですし・・。ベイカー街はお金関係の企業が多い場所なのでしょうか?
 パロディには格好のネタのように思うのですが、百花繚乱のジャンルなのに、取り上げられているのを一話も見たことがなかったですね。

 イギリスマスコミに聖域無しとは昔から思っていたのですが、それでも、いっせいに口を止めさせるようなツボって、あったのでしょうか。

 ボンド君自体が、動くDノーティスではないでしょうか?
  • 高砂キカ
  • 2008/06/24 10:07 PM
高砂キカさま>
東京では来月公開予定みたいですが…中つ国ではどうなんでしょうね…勇は「トランスポーター」で人気があるので、全国公開になってもおかしくない作品なんですけど、勇モノとしてはブレイク前(=リッチー作品時代)のテイストだから話題にならんのでしょうか…。
ちなみに共演のサフロン・バロウズは「トロイ」でヘクトル(エリック・バナ)の妻アンドロマケを演じた役者さんです。

日本ならともかく、英国でマスコミをコントロールするってのは、どんな強権発動するんでしょうねえ…ただ、公安・諜報活動においては日本とは比べようもないほど強固な体制を有しているわけですから、情報戦略上の「有事」と捉えたらそういう発令もありうるよ…と、この映画はほとんどフィクションですけれども。
ボンドとマスコミ…といえば、デビュー直後から新聞の一面飾ったお騒がせスパイなわけですが(首かしげてBBCのWEBサイト見てるル様が好きです。)原作「ムーンレイカー」でも、敵が発射した原子力ミサイルを海上に落すことに成功(市街地に落とさなかった)したボンドですが、現場を取材しようとしたBBCの記者が1名犠牲になってるんですね。その報道の過程で、諜報部からの情報統制があったらしいとボンドが推察するシーンがあって、今回それをちょっと思い出しました。
  • まさき
  • 2008/06/25 7:19 AM
上記コメント一部訂正。
東京の公開は11月からでした、すみません。
  • まさき
  • 2008/06/25 8:16 AM
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